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他人の夢を追いかけて大失敗。シンママの私が「高額セミナー」と「朝活」を捨てて、引きこもりブログに辿り着くまで

雑記・コラム
コラム001

世の中の「副業でキラキラ稼ぐ!」という情報に焦っていた私は、ある日、魅力的な高額セミナーに飛び込んでしまいました。

そこには、こんな甘い謳い文句が並んでいました。

  • 「集客の完全自動化」
  • 「たった1通のDMで2,000万円の収益」
  • 「少ない作業量で、高額な収入をゲット」

「これなら、忙しい正社員の私でも、子供たちとの未来のためにできるかもしれない!」
そう思って大金を支払ったのですが……入ってみて愕然としたのです。

第1章:他人の夢を自分の夢と勘違いして、突っ走った結果

「少ない作業量」どころか、実際にやることは「自分の体験を元に、人にコーチングやセッションをするビジネス」でした。

自分で無料セミナー(という名の個別面談)を企画し、時間を割いて1対1で人と話し、そこから有料セミナーへ誘導するという、ゴリゴリの労働集約型ビジネスだったのです。

専業で時間を投資できる人ならまだしも、会社員としてフルタイムで働き、家事も育児も一人でこなしている私に、そんな膨大なセッション時間を捻出できるわけがありません。

さらに追い打ちをかけたのが、PC作業のハードルの高さでした。
HPの開設、LP(ランディングページ)の作成、広告の設定……。パソコン作業がそこまで得意ではない身からすると、呪文のような難しい作業の連続で、心が折れそうになりました。

「自分の体験に自信が持てない」という心の壁

一番困惑したのは、「さあ、あなたの有料セミナーを作ってください」と言われた時です。
セミナーでは、自分の過去の体験談の掘り下げ方だけは教わりました。でも、私は自分の体験にそこまで絶対的な自信が持てなかったのです。

「私の知識はまだまだ不足しているんじゃないか……」

そうやって内省的に深く考えてしまうタイプの人間にとって、根拠のない自信だけで「私の有料セミナーを買ってください!」と前に出るノリは、苦痛でしかありませんでした。

「顔出しなしでもできます」という言葉を信じて入ったのに、「あなたのジャンルなら顔出しした方がいい」と言われた時も、心の中で「だったら、最初に顔出ししないで済むジャンルを教えてよ……」と、やるせない気持ちになりました。

あの場所は、私のような人間がちょっとずつステップアップしていくための場所ではなく、最初からある程度ビジネスができる人のためのレベルだったのだと思います。

他人の「大金を稼ぐ」というキラキラした夢を、自分の夢だと勘違いして突っ走ってしまった結果、お金も体力もすり減らすことになってしまいました。

第2章:人と話すと脇汗が止まらない。私が「個人セッション」という商法を捨てた理由

「理想のあなたになれますよ!」「私のセッションで人生が変わる!」
世の中の副業スクールでは、こうしたキラキラした言葉で、個人セッションやコーチングを売ることを強く勧められます。以前の私は、その言葉に憧れ、自分も誰かの人生を変える手助けがしたいと真剣に考えていました。

でも、ある日気づいたんです。「私には、このやり方は無理だ」と。

なぜ、そんなに拒絶反応が出たのか

実は、かつて金融機関の窓口で働いていた頃、投資信託という商品を扱う「専門者」を任された時期がありました。

お客様の将来を考える仕事だと信じていましたが、現実には「手数料」のために、お客様にリスクのある商品を買ってもらうという構図に、どうしても心が追いつきませんでした。変動相場の中で、お客様の資産が減っていくたびに、私は自分のことのように胃が痛くなる思いをしました。

年に一度の経過報告の電話をかけるたび、受話器を持つ手は震え、脇汗が止まらなくなりました。制服のブラウスが変色するほど、自分の中の「良心」と「会社」の間で葛藤し続けていたからです。

その経験は、今の私に強烈な条件反射を植え付けました。
「誰かと1対1で向き合って、期待に応えなきゃいけない」とプレッシャーを感じるだけで、体は拒絶反応として汗を流し、極度の緊張を引き起こすようになったのです。

「誰にでもできる」は嘘だった

副業スクールの先生は言いました。「誰でもコーチングはできる」「未経験でもセッションで稼げる」と。
外からは「営業が向いてるね」と言われることもあります。でも、どれだけスキルがあっても、自分の心や体が悲鳴を上げるようなやり方は、長く続けることができません。

だから私は決めました。
「個人セッション」という、他人の感情に深く入り込み、常に緊張を強いられる働き方は手放そう。

その代わりに、私が選んだのは「ブログ」という積み上げ型のスタイルです。
これなら、誰も見ていないPC画面の前で、自分のペースで、過去の経験を言葉に変えていける。脇汗をかく必要も、誰かの期待に無理やり応えようと消耗する必要もありません。

私が選んだのは、誰かを無理やり連れ出すようなビジネスではなく、静かに、誰かの孤独に寄り添えるような「言葉の積み上げ」でした。

第3章:他人軸と自分軸の折り合いをつけた先にあったもの

SNSで色んな人の副業やビジネスを見ていると、とてもキラキラしてて、「自分でもできそう!」「この人みたいに、自分も前に出てやってみたい」と思ってしまったんです。
でも、いざやろうとしても、怖くて動けませんでした。

なぜ怖いと思うのか。その気持ちを掘り下げていくと、「人に馬鹿にされないか」「変な人って思われないかな」といった、他人軸な考えばかりが浮かんでいました。

「自分軸を大切にして、やりたいと思うことをやったらいい!」

そう言われました。でも、当時の私には突き抜けるだけのエネルギーがなかった。そう言われても出来ませんでしたし、きっと時期じゃなかったんだと思います。

無理矢理にでもやってやれなくはなかったかもしれません。
「やる後悔より、やらなかった後悔のほうが大きい」とも言います。
それでも、心が「やりたくない」って思ったのなら、私はその気持ちを尊重しました。

だって、デジタルタトゥーって本当に怖いじゃないですか。

子供も小さかったし、「あそこのママ、セミナーで稼いでるんだって。詐欺っぽくない?」とかあらぬ噂を立てられたら、私はいいとしても子供が可哀想だと思ってしまいました。
ましてやその頃は離婚もしていなかったので、公務員である夫に変な噂が立ってはいけない、とも思っていました。

どこまでいっても、他人軸を気にしないということは出来ませんでした。
そりゃそうです。それを「気にしないで行動しろ」なんて言うのは無責任すぎます。
他人軸と自分軸の折り合いをどうつけていくか。それを悩んでこその人生修行です。

だから私は、他人軸にも自分軸にも折り合いのつけられる方法を探しました。
そうして行き着いたのが、今までだって普通にあった「ブログ」という選択肢でした。
生活を一変させたくて一発逆転を目指しがちですが、やっぱりちょっとずつ進む方がいい。改めてそう感じています。

まとめ:他人のキラキラに騙されるな。まずは自分に集中する

よく、「会社が休みにくい」とか「自営業だったら自由が効く」といった謳い文句がありますが、会社員ってものすっごく守られてますからね。騙されちゃダメですよ。

ノルマとかキツくて大変だと思うけれど、ノルマを達成しなくたって決まった給与が出るのがいかにありがたいことか。自分の成果だけで売上が決まるのがどれほどのプレッシャーか。
「会社に雇われるんじゃなくて、個人事業主として業務提携すれば税金節約できる」といった方法論も、鵜呑みにしちゃダメです。自分の能力を客観視できない人には向いていません。すぐに業務を切られます。
正社員は本当に守られています。

まずは、今の現状に感謝できる部分を探すんです。絶対にありますから。

だからと言って、明らかなブラック企業に感謝して脳死で働けとは言いません。
独立するにしても、会社員としての利益を十分に享受しながら、独立に向けて準備するに越したことはない、と言っているのです。

「リスクを取らなければリターンを得られない」と言われますが、紐なしバンジーを飛ぶのは違います。それはただのリスクです。

他人のキラキラした副業を、自分の夢と思い込んではいけません。

もし、何かを始めたいと思ったのなら、まずは情報を探すのをやめてみてください。
ビジネスにはリサーチが必要と思うかもしれませんが、情報過多で動けなくなるだけです。まずは自分にフォーカスして、自分のやれることをリストアップします。

自分に集中していれば、自ずと動き出します。
私はまだその途中です。はっきりと皆さんにお伝えできる成功法則のようなものは、一つもありません。
でも、周りの情報に踊らされないでほしい。自分の直感を大事にしてほしいのです。

本来、誰かの役に立ちたいっていう思いは誰しも持っているはずです。
だから、最初はお金にならなくても、誰かしらの役に立つことを何かしら続けていけば、それが巡ってお金も入ってくる。私はそう信じています。

このブログは、潜在意識を活用しつつ、他人軸に振り回されてる自分も容認していく。そんな話を泥臭く書いていきます。

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