20年くらい前の私は、「家計簿はつけるべきもの」と思っていたので、結婚した当初、ウキウキと家計簿ノートなるものを買ったんです。
そして……大満足しました。えぇ、つけませんでした。
三日坊主ならぬ、1日も持ちませんでした。
「紙がダメならデジタルだ!」ということで、次はDSの家計簿ソフトを買ってみました。ゲーム感覚であれば続けられるかな、と思ったんです。これはね、3日は持ちましたよ。
でも、他のゲームソフトが入っているDSを、わざわざ家計簿ソフトに入れ替えてまで続けることができなかったんですね。
「あぁ、私は自分でお金を管理することができないんだ」と諦めていました。人間、諦めも肝心ですものね。
人生のターニングポイント。離婚で突きつけられた現実
しかし、ここで人生の大きな転機がやってまいりました。そう、離婚であります。
今までは共働きでしたし、先取り貯金だけはできていたので、細かい家計簿はスルーしていてもなんとかなっていました。が、しかし。1人の収入となると話は別です。
「私の収入だけで、子供を大学まで出せるのだろうか」
(※養育費はもらっていますが、いつまでもらい続けられるかは分かりませんからね……)
持ち家から賃貸に変わったこともあり、まずは「月にいくら必要で、年間ではいくら必要なのか」を真剣に計算し直す必要がありました。
とはいえ、過去に何度も挫折してきた私です。家計簿に対する苦手意識はすっかり染み付いており、当時はまだざっくりとした計算しかできていませんでした。
でも、闇雲に節約をするだけでは、途中で力尽きてしまうのは目に見えています。
「カツカツの生活を送るだけじゃなく、どの程度のリフレッシュなら自分に許されるのか。その境界線を知りたい!」
そう決意して、私のような三日坊主でも続けられるツールはないものかとネットで検索してみました。すると、家計簿の世界が十数年で劇的な進化を遂げていることを知ったのです。
アプリ「マネーツリー」にすべてを丸投げした結果
ネットの海には、便利なアプリがたくさん開発されているではありませんか。
いくつかのアプリを比較した結果、私が行き着いたのが「マネーツリー(Moneytree)」というアプリでした。
このアプリのすごいところは、無料版でも各カード会社、銀行、証券会社と連携できて、リアルタイムの資産状況を自動でチェックできる点です。
現金で支払ったところだけは手入力が必要ですが、普段の買い物をカード支払いに集約してしまえば、あとはアプリが勝手に自動で入力してくれます。
自分で管理するのをやめてアプリに丸投げした結果、あの1日も持たなかった三日坊主の私が、なんと半年も続けることができました。
11ヶ月ぶりの美容院と、これからの再出発
別居から離婚へと進む中で、当時の私が一番削れる固定費は「美容代」でした。そのため、実は11ヶ月もの間、美容院に行っていなかったんです。
でも、マネーツリーで全体の収支を丸投げ管理し続けたおかげで、先日、ようやく家計の目処(安心の境界線)が見えてきました。
そこで先日、やっとの思いで美容院へ行き、髪を31cmバッサリと切ってきました!
家計簿を完璧につける必要なんてありません。頼れるアプリに丸投げして、自分の現在地を知る。それだけで、新しい一歩を踏み出す安心感が手に入ります。
髪も心も軽くなったところで、またここから、再出発の気持ちを新たにコツコツ進んでいこうと思います。



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